データベースアクセス VB Web

販売管理データベースアクセスクラス

Visual Studio Express 2012 for Web を使って、マスターファイルメンテナンスのWebアプリケーションを開発します。

得意先マスタ保守で利用する販売管理データベースのアクセスクラスを実装します。

販売管理DB:得意先マスター表
key 列 名 データ型 nullを許容
得意先コード nchar(4) しない
  郵便番号 nchar(7) しない
  得意先名称 nvarchar(40) しない
  得意先住所 nvarchar(50) しない

データベース接続文字列

接続文字列については、接続文字列のページを参考にして、作成してください。作成する接続文字列名は、長いですがわかりやすくするために、「販売管理DBConnectionString」にします。

販売管理DBアクセス基本クラス

基本クラスメンバー

  1. DBを開く共有メソッド
  2. DBを閉じる共有メソッド
  3. コンストラクタ
  4. キー値のレコードを取得するメソッド
  5. 表1行分の空データを取得するメソッド

共有メソッド

共有メソッドは、インスタンスを生成せずに、クラス名.メソッド名で呼び出せるメソッドです。宣言時にSharedキーワードを付加します。

販売管理DBアクセス派生クラス

各テーブルにアクセスするために、テーブルごとに派生クラスを実装します。よく似たテーブルをひとつのクラスとして実装することもできますが、シンプルな構造にしたほうが、後のメンテナンスが楽になります。

得意先テーブルアクセスクラス

得意先テーブルアクセスクラスは、前項の販売管理データベースアクセス基本クラスの派生クラスとして実装します。

  1. 定数・コンストラクタ
  2. 得意先マスター表から1レコード削除するメソッド
  3. 得意先マスター表の1レコードを更新するメソッド
  4. 得意先マスター表へ1レコードを追加するメソッド

郵便番号テーブルアクセスクラス

郵便番号テーブルアクセスクラスは、販売管理データベースアクセス基本クラスの派生クラスとして実装します。削除メソッド、更新メソッド、追加メソッドは使わないので省略します。