やさしい電卓 -ボタン [VB]

VB2012-2017

-ボタンの追加

数字0ボタン、数字1ボタン、数字2ボタン、数字3ボタン、+ボタン、Cボタン、=ボタンのみを使った簡易電卓プログラムに -ボタンを追加して、減算ができるように改造します。

少しプログラム行数が増えますが、プログラム内容は難しくありませんので、あきらめずに挑戦してください。

電卓画面

-ボタンのプロパティ設定値とBtnMinusボタンクリック処理概要

コントロール プロパティ 設定値 BtnMinusクリック処理
BtnMinus Text - LblAnserに引き算の結果を表示

これまでの内容はこちらからどうぞ。

-ボタンクリック処理プログラム

BtnMinusボタンをダブルクリックして、BtnMinusボタンクリック処理のプログラムを記述します。

+ボタンクリック処理 と同様なプログラムになります。足し算のところを引き算に修正するだけです。掛け算と割り算も同様なプログラムになるので、時間があれば、ぜひ挑戦してみてください。

  • -ボタンがクリックされた時は、前回押されたのが数字かつ、前回の数字が初回入力数字(opeに"C"が保存されている)ならば、現在表示中の数字をそのまま表示します。
  • 前項以外ならば、それまでの計算結果に、今回入力した数値を引き算し、その結果を表示します。
  • 今までと同様に、Textプロパティは文字列なので、演算するときは、CInt関数で整数に変換します。num = CInt(LblAnser.Text)
' マイナスボタンクリック処理
Private Sub BtnMinus_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles BtnMinus.Click

    If beforeIn >= "0" And beforeIn <= "3" Then
        If ope = "C" Then
            ' 最初の入力数値をansに保管
            ans = CInt(LblAnser.Text)
        Else
            ' ansに保管されている
            ' +ボタンクリック前の数値と加算
            num = CInt(LblAnser.Text)
            ans = ans - num
            LblAnser.Text = ans
        End If
    Else
        ' 前回クリックが数字以外の時
        Select Case ope
            Case "C"
                ' 前回がクリアボタン
                ans = CInt(LblAnser.Text)
            Case "="
                ' 前回がイコールボタン
                ans = ans - num
            Case "+", "-"
                num = ans
        End Select
    End If
    beforeIn = "-"
    ope = "-"

End Sub