Items.Addメソッド
デザイン時に、リストボックスやコンボボックスのItemsプロパティを使って、項目を追加するのではなく、Items.Addメソッドを使って、リストボックスに項目を追加できます。
サンプルプログラム
リストボックスのItems.Addメソッドを使って、リストボックスに項目を追加し、項目をひとつ選択できるようにします。
リストボックスのItems.Addメソッドを使って、元号名をリストボックスに表示して、その中の元号ひとつを選択できるように、フォームロードイベントハンドラにコーディングします。
リストボックスのSelectionModeプロパティにOneを設定すると、単一項目のみしか選択できません。
SelectionModeプロパティにMultiExtendedを設定すると、Shiftキー・Ctrlキー・方向キー・マウスクリックで、複数の項目を選択できます。
SelectionModeプロパティに.MultiSimpleを設定すると、マウスクリック・Spaceキーで、複数の項目を選択できます。
項目を選択すると、SelectedIndexプロパティが設定されので、選択した項目を知ることができます。先頭項目を選択すると、0、以下順次1, 2, 3, ・・・となります。項目を選択していないときは、-1になります。
Public Class frmListBoxAddItem Inherits System.Windows.Forms.Form #Region " Windows フォーム デザイナで生成されたコード " '自動生成部分省略 #End Region Private Sub frmListBoxAddItem_Load _ (ByVal sender As System.Object, _ ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load ' ひとつ項目のみ選択可能 Me.ListBox1.SelectionMode = SelectionMode.One ' リストボックスに項目追加 Me.ListBox1.Items.Add("明治") Me.ListBox1.Items.Add("大正") Me.ListBox1.Items.Add("昭和") Me.ListBox1.Items.Add("平成") ' 平成を既定値として選択 Me.ListBox1.SetSelected(3, True) ' 選択されている項目をSelectedIndexで確認 Trace.WriteLine(CStr(Me.ListBox1.SelectedIndex)) End Sub End Class
ComboBox.Items.Addメソッド
コンボボックスでも、Items.Addメソッドを使って、コンボボックスに元号を表示することができます。
' コンボボックスに項目追加 ComboBox1.Items.Add("明治") ComboBox1.Items.Add("大正") ComboBox1.Items.Add("昭和") ComboBox1.Items.Add("平成") ' 平成を既定値として表示 ComboBox1.Text = "平成"