VBの改行

改行文字列 vbCrLf

コメントの書き方
文字列の改行
プログラムを次行に継続する
Const 定数の宣言
型文字 $ % & ! # @
標準数値書式
カスタム数値書式
Option Strict On
ビルドエラーの修正

VBは、改行文字列 vbCrLf(ブイビーシーアールエルエフ)を使えば、文字列を自由な位置で改行できます。

さらに、文字列連結演算子 & と改行文字列 vbCrLf を組み合わせると、文字列の表示を自由自在に編集できます。

文字列を改行して表示するためには、改行したいところに、& vbCrLf & と記述します。vbCrLf 以降の文字列が改行されて、次行に表示されます。& 演算子を使って、一つの文字列として使うことができます。

次のプログラムは、"今日の天気は晴れのち曇り所によっては一時雨でしょう"と、1行で画面に表示します。これを2行以上で表示するプログラムに修正します。

vbCrLf

文字列改行サンプルプログラム

文字列の途中に、vbCrLf と、& 演算子 を使って、文字列を連結していきます。

1行目が"今日の天気は晴れのち曇り"、2行目が"所によっては一時雨でしょう"、と表示するプログラムを作成します。

ソースリストの枠内をクリックすると全選択できます。

Module Module1

  Sub Main()
    ' 文字列変数の宣言
    Dim tenki As String = ""

    ' 文字列を連結して2行で画面に表示
    tenki = "今日の天気は晴れのち曇り" & vbCrLf & "所によっては一時雨でしょう"
    Console.WriteLine(tenki)
  End Sub

End Module

"今日の天気は晴れのち曇り所によっては一時雨でしょう" を、4行で表示するプログラムを作成します。文字列変数と vbCrLf を文字列連結演算子 & で連結すれば完成します。

Module Module1

  Sub Main()
    ' 文字列変数の宣言と代入
    Dim tenki As String = ""
    Dim tenki1 As String = "今日の天気は"
    Dim tenki2 As String = "晴れのち曇り"
    Dim tenki3 As String = "所によっては"
    Dim tenki4 As String = "一時雨でしょう"

    ' 文字列変数を連結して4行で画面に表示
    tenki = tenki1 & vbCrLf & tenki2 & vbCrLf & tenki3 & vbCrLf & tenki4
    Console.WriteLine(tenki)
  End Sub

End Module