キーボードから文字列を入力 Console.ReadLine()
VBでキーボードから文字列を入力するプログラムを作成します。
キーボードから文字列を入力するためには、Console.ReadLine()を使います。Console.ReadLine()は、キーボードのEnterキーを押すまでに入力した文字列を、プログラムに取り込むことができるので、たとえば、この文字列をプログラム内で編集して、画面に表示したりします。
キーボードから入力した文字列を画面に表示
Visual Studio を起動したら、最初にプロジェクトを作成します。コンソールアプリケーションを選択して、プロジェクト名を入力したら、[OK]ボタンをクリックすると、新規プロジェクトが追加されてます。これでプログラムが作成できます。
コンソールアプリケーションは、Sub Main() と End Sub の間にプログラムを記述します。
Module Module1 Sub Main() ' ここにプログラムを記述 End Sub End Module
キーボードから文字列を入力して、入力した文字列をそのまま画面に表示する簡単なプログラムを作成します。
なお、文字列を画面に表示するために、Console.WriteLine()メソッドを使っています。
ソースリストの枠内をクリックすると全選択できます。
Module Module1 Sub Main() ' 文字列変数の宣言 Dim str As String = "" ' キーボードから文字列の入力 Console.WriteLine("文字列を入力してください") str = Console.ReadLine() ' 入力した文字列の表示 Console.WriteLine("入力した文字列は") Console.WriteLine(str) End Sub End Module
プログラムの実行
プログラムが完成したら、[Ctrl]キーを押したまま、[F5]キーを押してプログラムを実行します。
「文字列を入力してください」と、下のように表示されるので、さまざまな文字列をキーボードから入力して、最後に[Enter]キーを押してください。[Enter]キーを押すまで、プログラムは文字列の入力を待ちます。
たとえば、abc123 と入力して、[Enter]キーを押すと、「入力した文字列は」の次の行に、abc123 と表示されます。
さらに次行に「続行するには何かキーを押してください...」が表示されますが、これは、コンソールアプリケーションを実行すると、いつも表示される文言です。
上のように表示されれば、プログラムは成功です。何かキーボードのキーを押して、この画面を閉じてください。