Functionプロシージャ
Function ステートメント(関数)を使えば、効率的なプログラムを作成することができます。
キーボードから入力した値と Function を使ったプログラムを作成します。
税込み価格を計算する関数
キーボードから複数の商品の本体価格を入力すると、商品ごとの税込価格を計算するプログラムを、Public Function プロシージャ(関数)を使って作成します。
税込価格を計算して、その結果を表示する部分を Public Function プロシージャ関数にします。
CalucZeikomi(nedan)が Public Function プロシージャです。
今回の場合、商品の本体価格nedanが引数です。この引数にさまざまな商品の本体価格を指定すれば、CalucZeikomiが、税込価格を計算してくれので、
zeikomi = CalucZeikomi(nedan)
と代入文を書けば、zeikomi に税込価格が代入されます。
これは、CalucZeikomi 内で計算した税込価格を retZeikomi に代入して、
Return retZeikomi
と書くことによって、Returnに設定した値が、関数から戻ってくるからです。
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Module Module1 Sub Main() ' 変数の宣言 Dim inStr As String Dim nedan As Integer = 0 Dim zeikomi As Integer = 0 Dim goukei As Integer = 0 Console.WriteLine("// 税込価格を計算 //") ' キーボードから商品価格を入力し、税込価格を求める Do Console.WriteLine() ' 改行 Console.WriteLine("商品価格を入力して下さい") Console.WriteLine("マイナス値を入力すると終了") ' キーボードから入力 inStr = Console.ReadLine() ' 入力した文字列を整数に変換 nedan = Integer.Parse(inStr) If nedan > 0 Then ' 税込価格を関数を使って計算後表示 zeikomi = CalucZeikomi(nedan) ' 税込価格を表示 Console.WriteLine() ' 改行 Console.WriteLine("税込価格は") Console.WriteLine(zeikomi & "円です") Else ' 入力値が0以下ならLoopを抜ける Console.WriteLine("入力終了") Exit Do End If Loop End Sub '************************************* ' 機能:税込価格を計算する関数 ' 引数:商品本体価格 ' 戻値:税込価格 '******1*********2*********3*********4 Public Function CalucZeikomi(ByVal kakaku As Integer) As Integer Dim retZeikomi As Integer = 0 ' 税込価格を計算 retZeikomi = Int(kakaku * 1.08) ' 小数点以下切捨て ' ◆戻り値を設定してリターン Return retZeikomi End Function End Module