年月日から西暦年号を取得
Year関数を実行すると、引数に指定した年月日の西暦年号の部分だけをInteger型の整数値(1~9999)で返します。
Year関数をよく使うのは、現在の西暦年号を取得するときです。
Year関数の返り値を変数に代入する時は、データ型をInteger型にしてください。
Dim seireki As Integer seireki = Year(Now) ' 現在の西暦(1~9999)
Year関数の引数に直接日付指定する時は、#で囲んで指定します。#Month/Day/Year hour:minute:second#の順に24時制で記述します。
時刻だけを引数に指定すると、結果は1になります。
Dim seireki As Integer seireki = Year(#3:45:12 AM#) ' 1 seireki = Year(#10/16/2011 3:45:56 PM#) ' 2011
ここでは取り上げませんが、役所や銀行では和暦を使います。むしろ西暦から和暦に変換する機能が必要になるかもしれません。平成に直すのに、西暦年 + 12 とプログラミングするのは、おすすめできません。
Year関数を使ったサンプルプログラム
現在の西暦年号を表示する簡単なプログラムを作成します。
ソースリストの枠内をクリックすると全選択できます。
Module Module1 Sub Main() ' 変数の宣言 Dim seireki As Integer ' Year関数で今の西暦年を取得 seireki = Year(Now) '結果を表示 Console.WriteLine(seireki) End Sub End Module