サンプルプログラム

Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop を起動したら、プロジェクト「Calculator」を選択し、「Calculator.sln」をダブルクリックします。プロジェクトを未作成ならば、新しいプロジェクトを作成します。

ラベルに、日付時刻を表示するプログラムを書いてみましょう。

まずツールボックスからLabel（ラベル）を選択して、フォームに貼り付けてください。そしてラベルLabel1を選択したまま、プロパティの（name）を、Label1からLblNowに変更します。

Form1上でダブルクリックするか、ソリューションエクスプローラのコードの表示ボタンをクリックして、図のように[Form1 イベント]と[Load]を選択します。

【注意】初期の Visual Basic 2010 Express Edition では、
Form1_load(ByVal sender As Object, ByVal e .....) となっていましたが、
Visual Studio Express 2012 for Windows Desktop では、
Form1_load(sender As Object, e As EventArgs)と ByVal が、既定では省略されるようになりました。

下は、初期の Visual Basic 2010 Express Edition

以後、ByValは、省略します。

Private Sub Form1_load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase. Load と、End Sub の間に、プログラムを記述します。

  Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load

      ' Year関数できょうの西暦年号を取得
      Dim seireki As Integer = Year(Now)
      ' Month関数できょうの月を取得
      Dim tsuki As Integer = Month(Now)
      ' day関数できょうの日を取得
      Dim hi As Integer = DateAndTime.Day(Now)
      ' Hour関数で現在の時を取得
      Dim ji As Integer = Hour(Now)
      ' Minute関数で現在の分を取得
      Dim hun As Integer = Minute(Now)
      ' Second関数で現在の秒を取得
      Dim byou As Integer = Second(Now)

      ' ラベルLblNowのTextプロパティに代入
      LblNow.Text = seireki & "年"
      LblNow.Text &= tsuki & "月"
      LblNow.Text &= hi & "日"
      LblNow.Text &= ji & "時"
      LblNow.Text &= hun & "分"
      LblNow.Text &= byou & "秒"

  End Sub

【注意】Windows アプリケーションでは、Day関数を、DateAndTime.Day と記述します。

プログラムを見やすくするために、複合代入演算子 &= を使っていますが、次のように1行で書いても同じ結果になります。

LblNow.Text = seireki & "年" & tsuki & "月" & hi & "日" &  ji & "時" & hun & "分" & byou & "秒"

ではプログラムを実行してみましょう。次のように表示されれば無事完成です。

他のVisual Basic Express Edition でも同様なプログラムになります。