データ型文字 $ % & ! # @ [VB]

Visual Basic 文法[2015 2013 2012]

簡略な宣言はしない

変数を宣言するときは、通常は、Dim 変数名 As データ型 のように記述しますが、一部のデータ型は特別な1文字を使って、簡略な宣言をすることができます。

しかし、この方法はおすすめはできません。必ず As データ型 を使って宣言してください。他のプログラムで見るかもしれないので、紹介だけしておきます。

型文字変数を使ったサンプル

たとえば、String型の変数は、次のように宣言します。

  Dim str As String

上のデータ型に型文字を使用して宣言すると、次のように記述できます。As Stringの代わりに"$"を使って宣言しています。この場合の変数名はstr$ではなく、strになります。

  Dim str$

型文字変数を使ったサンプルです。最初に型文字により文字列変数を宣言します。そして宣言した変数に文字列を代入し、その文字列をコンソールに表示します。

Module Module1

  Sub Main()
     ' 文字列変数の型文字による宣言
     Dim str1$
     Dim str2$
     ' 文字列への代入
     str1 = "プログラム言語"
     str2 = "Visual Basic 2008"
     ' 文字列の表示
     Console.WriteLine(str1)
     Console.WriteLine(str2)
  End Sub

End Module

型文字宣言は、$ % & ! # @ のいずれかを使って、次のデータ型宣言に使用できます。

型文字 データの型 宣言
$ String Dim 変数名$
% Integer Dim 変数名%
& Long Dim 変数名&
! Single Dim 変数名!
# Double Dim 変数名#
@ Decimal Dim 変数名@

【注意】このような型文字による宣言は、長い変数名が使えなかった時代のBasic言語の名残であり、型文字によるデータ型の宣言は、お勧めできません。こんな方法もあるんだ程度に知っていれば十分でしょう。